ポロシェンコ大統領:トモス付与により、ロシアの帝国主義的幻想は最終的に霧消した

コンスタンティノープル総主教庁によるウクライナ正教会への独立のトモス(編集注:正教会の交付文書)付与の決定は、ロシアの帝国主義的幻想と排外主義的物語を最終的に霧散させることとなった。

11日、ペトロ・ポロシェンコ大統領が、コンスタンティノープル総主教庁によるウクライナ正教会への独立付与の決定を採択したことを記念する呼びかけの中で強調した。

ポロシェンコ大統領は、「神はウクライナの民の自らの独立の闘いを見たのであり、神は我々の祈りを聞いたのであり、神は私たちの労苦をしかるべく評価したのである。神により、ヴァルソロメオス総主教と母なる教会コンスタンティノープルの聖会議が、長い間、私たちが夢を見て、待望し、選んできた肯定の言葉を述べたのである。ウクライナ統一独立正教会は、現れる」と強調した。

大統領は、コンスタンティノープル総主教の決定がロシアの帝国主義的幻想と排外主義的物語を最終的に霧散させることとなったと強調した。

ウクルインフォルムが報じたように、コンスタンティノープル総主教庁聖会議は、ウクライナ正教会に独立に関するトモスを付与する決定を下した。同決定は、10月11日、イスタンブルで採択された。