宇国民が信頼するマスメディア:ラジオ、テレビ、それともネット?

国民のウクライナ全国・地方マスメディアへの信頼が向上している。

6日、キーウ(キエフ)で、国民のマスメディアに対する意識・視聴調査の結果が発表された。

結果発表のプレゼンテーションでは、「全国・地方のマスメディアへの信頼が向上している。この傾向は、ウクライナ全域で確認されている」と指摘された。

世論調査回答者のうち、信頼する全国メディアとして、テレビと回答した者が61%、インターネット・メディアと答えた者が58%であった。一方で、印刷物に対する信頼は下がって39%、ラジオは33%であった。

また、ロシアのテレビ、ラジオ、印刷物に対する信頼は、昨年調査時より下がっている。ロシアのテレビへの信頼は4%、インターネット・メディアは10%、印刷物は4%、ラジオは3%であった。この不信の主な理由は、情報の信頼性の低さと一方的な見方での報道であるとのこと。

調査は、本年6月から9月にかけ、社会調査企業InMindが、アメリカ合衆国国際開発庁(UASID)の資金援助で、国際市民団体Internewsの注文を受ける形で行われた。ウクライナ国内12州、18歳~65歳男女約4000人が対象。