米国務長官、G7外相との全ての会談でウクライナ問題を提起=米国務省

アントニー・ブリンケン米国務長官は、英ロンドンのG7外相会談の際に行われた各国外相と個別の全ての2者会談の際にウクライナ問題を協議した。

4日、米国務省がブリンケン国務長官に同行する国務省代表者と記者のやりとりを公開した

国務省代表者は、「それぞれの二者会談では、様々なサブ議題を扱った。例えば、ウクライナについては、私たち皆が統一見解を持ち、ロシアの侵略に直面するウクライナと連帯している。その侵略は彼ら(編集注:ウクライナ)が直面している脅威であるが、同時に彼らは汚職や改革プロセス前進という挑戦という内なる侵略とも直面している」と指摘した。

代表者はまた、会談相手となった国の代表者たちは皆、このメッセージに同意していることから、ブリンケン米国務長官が、G7会談後のキーウ(キエフ)訪問時にそのことをゼレンシキー大統領に伝えることができると指摘した。

さらに、対ウクライナ侵略問題をはじめとするロシア問題も、G7外相本会談の際にも協議されたとのこと。代表者は、ロシアとの対立激化は望まないが、他方腕パートナー・同盟国は米国のロシアの行動に対する対応を支持したと伝えた。

なお、3〜5日、ロンドンにてG7外相会談が開催されている。出席しているブリンケン米国務長官は、その後5、6日、キーウを訪れ、ゼレンシキー・ウクライナ大統領などと会談する。