米国務報道官、ウクライナ情勢激化につき「ロシアは侵略国である」

ロシア連邦は、ウクライナ国境付近の軍の集結を様々なプロパガンダで正当化しようとし、かつウクライナが挑発していると主張しているが、米国は、ロシア連邦が侵略国であると明確に認定している。

20日、米国務省のプライス報道官が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

プライス氏は、「明確にさせて欲しい。ロシアは侵略国である」と発言した。

同氏は、米国はロシア連邦のウクライナに対する攻撃的行動とレトリックを「深く懸念している」と強調した。同時に同氏は、ロシアが述べるような、あたかもウクライナが挑発を行なっている、緊張を強めているということを示す兆候は一切存在しないと発言した。

プライス氏は、「私たちが目にしているのは、ロシアが自分の行動でもってウクライナを不当に避難するためにデザインされた、ロシアによる偽情報キャンペーンである」と指摘した。

同氏は、このテーマは、先週ブリンケン国務長官がブリュッセルを訪問した際にも議論されたと喚起し、この問題は引き続き喫緊のものであり、その他の国際協議の場でも議論されていると指摘した。

加えて、同氏は、北大西洋条約機構(NATO)は、強固かつ一体となって、NATOの地域の重要パートナー国であるウクライナとともにあり続けていることを確認していると発言した。