年内コロナワクチン接種は4700万回必要=保健次官

2021年中、ウクライナでは、18歳以上の人物に約4700万回の新型コロナウイルスワクチンの接種を実施する必要がある。

ヴィクトル・リャシュコ保健次官兼国家衛生医長が5局へのインタビュー時に発言した

リャシュコ氏は、「私は、衛生医として、2021年中18歳以上の人に4700万回以上の接種を組織せねばならない。それは、私たちが大規模な接種を行なってのみ可能となる」と発言した。

同氏は、4月初めに国家安全保障国防会議(NSDC)の決定に従い、ウクライナ成人の約70%にコロナワクチンを接種させるという課題が出されたと伝えた。

その上で同氏は、「ワクチン接種を拒否する、何らかの神話を語っている人の話は聞いてはならない」と強調した。

また、同氏は、ウクライナのワクチン接種計画につき、「2020年秋時点で、ウクライナでは(翌年)2月にワクチン接種が始まり、2022年3月に終わると話していた。私たちは、成人の50%に接種させる。なぜなら、世論調査によれば、ちょうど50%が接種したがっているからだ。私たちは、そのようにロードマップを描いている。また、私たちは、需要が高まれば、政府は全員がワクチン接種できるように機会を見つけ出す。最初のワクチン接種は、2月24日、チェルカーシにて行われた。最初にワクチン接種したのは、医者だ」と喚起した。

なお、4月12日発表時点で、ウクライナの累計コロナワクチン接種数は37万8266件(全て1回目)。