ノルマンディ4国首脳会談の4月頃開催の準備をしている=クラウチュークTCG代表

ノルマンディ・フォーマットの独仏宇露4国首脳補佐官は、4月の同フォーマット首脳会談開催の準備作業を行なっている。

12日、三者コンタクト・グループ(TCG)ウクライナ代表を務めるレオニード・クチマ初代大統領がウクライナ24局出演時に発言した。

クラウチューク氏は、「私は、現在、イェルマーク氏、プーチンの補佐官コザーク氏などが参加する首脳政治補佐官レベルで大きな作業が行われているのを知っている。彼らは、首脳会談という主要な問題の解決をしている。多分、4月頃に予定されているのだろうが、しかし、それについて述べるのは実に難しい。なぜなら、ロシアの行動や立場を予想することは、非常に難しいからだ。それは文字通り毎日変化している」と発言した。

また、ゼレンシキー大統領が最近、ノルマンディ4国首脳と個別に会談する意向があると述べたことにつき、クラウチューク氏は、4国首脳会談が開催されないという状況になった場合の話だと強調した。

同時に同氏は、ゼレンシキー大統領がプーチン露大統領と一対一で会談することについて、「可能性のあることだ」と発言した。

同氏は、「形式と会談の議題は、外相や大統領会談をいつも準備している特別な人が準備すべきものだ。そのような会談が準備され、プーチンが同意し、ゼレンシキー大統領も議題に同意したら、その時は会談が行われるだろう」と発言した。