ゼレンシキー大統領、独立記念日へのリトアニア大統領訪問を期待

ゼレンシキー大統領は24日、キーウ(キエフ)訪問中のランズベルギス・リトアニア外相と会談した際、リトアニア大統領をウクライナ独立30周年記念式典への出席へ招待した。

大統領府広報室が伝えた

ゼレンシキー大統領は、「ウクライナは、欧州連合(EU)に加盟しなければならない。ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟支持にも感謝している。私たちは、高次機会パートナー(EOP)地位獲得後は、加盟行動計画(MAP)を得なければならない。そして、私たちはNATO加盟国となるのだ」と発言した。

大統領はまた、ロシアの建設中の天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」プロジェクトへの対抗と欧州のエネルギー安全保障のためのウクライナの立場が支持を受けることが重要だとの見方を示した。

加えてゼレンシキー大統領は、「私は、クリミア一時的占領とドンバス戦争、欧州エネルギー安全保障についての制裁政策につき感謝したい」と発言した。

同時に大統領は、今年8月にキーウにて開催されるウクライナ独立30周年記念式典とクリミア・プラットフォーム首脳会談へのリトアニア大統領の参加を期待していると強調した。

その他大統領は、リトアニアに対して、ウクライナへの新型コロナワクチンの供給の早期化と供給量の増加について支援を依頼した。

写真:大統領府