独仏宇露4国首脳補佐官がベルリンで協議

12日、ベルリンにて、ノルマンディ4国(独仏宇露)の首脳補佐官が協議を行った。

会談後、アンドリー・イェルマーク・ウクライナ大統領府長官が記者会見を行った。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

イェルマーク氏は、「私たちの目的は不変であり、原則的である。私たちは、常に、非常に原則的に情勢解決、戦争終結におけるウクライナの利益を防衛している」と発言し、ウクライナの目的は、「戦争終結、私たちの領土全ての返還、私たちの人々全ての帰還だ」と強調した。

同氏はまた、ノルマンディ4国の首脳会談は必ず行われると確信しているとしつつ、同時に、いつ開催されるかは予想できないと述べた。また、ロシア側代表者たちが首脳会談を行うための根拠はないと述べていることには、イェルマーク氏はコメントしなかった。同氏は、「現在、首脳のみが終止符を打て、原則的問題につき合意できるのであり、彼らにはそのための権限があり、それは皆が認めている」と発言した。

同氏は、協議は継続していると述べ、来週も首脳補佐官級協議がビデオ会議形式で開催されると発言した。

また同氏は、「戦争、人々の生活について話される際、協議は容易とはなり得ない」と述べつつ、政権は報道機関と社会に協議の経過を透明に伝えていくと発言した。

なお、今回のノルマンディ首脳補佐官級会談は、2019年12月の4国首脳首脳会談後、5回目のものとなる。