政治家信頼度 ゼレンシキー大統領がトップ 次点はクリチコ・キーウ市長

最新のウクライナ政治家への信頼・不信を問う世論調査の結果によれば、ゼレンシキー大統領を信頼するとの回答が最も多く41%であったが、同時に信頼しないとの回答は56%と信頼を上回った。

レイティング社が12月16日から20日にかけて実施した世論調査結果を発表した

ゼレンシキー大統領を信頼する(完全に信頼する+どちらかといえば信頼する、以下同)と回答したのは41%、信頼しない(全く信頼しない+どちらかといえば信頼しない、以下同)と回答したのは56%であり、不信の方が15%多い結果であった。

クリチコ・キーウ市長の信頼の回答は30%、不信の回答は58%であり、その差はマイナスの方が28%多かった。

その他の政治家の結果は以下のとおり。

                信頼   不信

フロイスマン元首相      29%  61%

ラズムコウ最高会議議長    27%  40%

ティモシェンコ祖国党党首   25%  73%

ボイコ野党生活党共同代表   24%  55%

ポロシェンコ欧州連帯党党首  23%  74%

メドヴェチューク野党生活党幹部19%  66%

ラビノヴィチ野党生活党幹部  16%  62%

シュミハリ首相        16%  54%

なお、ラズムコウ最高会議議長は、27%の回答者が知らないと回答、シュミハリ首相も同回答が25%と多かった。

今回の世論調査は、レイティング社が12月16日から20日にかけて、被占領下クリミアとドンバスをのぞくウクライナ全土にて18歳以上の有権者2000名に対して対面式で実施したもので、理論的誤差は最大±2.2%だと発表された。