ロシア、占領下ドンバスへ第100回「人道車列」を一方的に侵入

ロシア連邦は、一方的な手続きにて、ウクライナ領占領下ドンバス一部地域へ100回目となる「人道車列」を侵入させた。

ウクライナ国境警備庁が報告した

国境警備庁は、「本日、11月26日、ロシア側は、一方的にいわゆる『人道車列』の手続きを行なった。今回で100回目となる」と伝えた。

続けて、発表には、「5時30分から6時35分まで、ロシアの検問地点『ドネツク』と『マトヴェエフ・クルガン』を通じて、車両14台からなるいわゆる『人道車列』2本がウクライナ領へと侵入した。積載率40〜50%の貨物は、医療機器と医薬品だとのことであった」と書かれている。

しかしながら、国境警備庁は、ロシア側が国際法・国内法規範と国際赤十字委員会との間で合意されていた条件に著しく違反する形で侵入を行なったことから、ウクライナ側の省庁横断チームは、荷物の然るべき検査を行えず、目視を行うことしかできなかったと伝えた。