ゼレンシキー大統領、地方選挙の投票所にて世論調査を用意していると発言

ゼレンシキー大統領は、10月25日に投票日を迎える統一地方選挙に向け、5つの質問からなる世論調査を用意していると発言した。

13日、ゼレンシキー大統領が国民向け呼びかけ動画にて発言した

ゼレンシキー大統領は、「10月25日、投票所にて、私はあなたに5つの重要な質問を出す。それは、私たちが通りや台所、インターネットで議論していること、友達や親やタクシー運転手と言い争っていること、これまで一度も誰にも尋ねられなかったことについてだ」と発言した。

同時に大統領は、5つの質問の内容については「後で明かす」と述べた。

また本件につき、大統領府内関係者はウクルインフォルムに対して、ゼレンシキー大統領の発表した質問とは、世論調査の形をとるものだと伝えた。

関係者は、「大統領の発表した調査のフォーマットの形態は、現在定められているところであり、ロジスティックについても選挙運営に関係する全ての機関と調整している」と説明した。

また同人物は、5つの質問の内1つは、今日のうちにも発表されるとコメントした。

その他、同日大統領府はウェブサイトにて、今回行われる調査は法的効力は一切有さないものだとする声明を掲載した

発表には、「10月25日に行うことが提案される世論調査は、憲法に定められている国民投票と違い、一切の直接的法的効力を持たないものであることを強調する」と書かれている。

大統領府は、今回の世論調査の実施は、国民の考えを操作できるだけの「メディアの影響力や資金を持っている人々」ではなく、国民が国政の中身を決められるようにすることが目的だとコメントした。

なお、ウクライナでは、10月25日に統一地方選挙の投票日を迎える。

写真:大統領府