【宇EU首脳会談】ウクライナのセクター別欧州統合を議論=ゼレンシキー大統領

6日のブリュッセルにおけるウクライナ欧州連合(EU)首脳会談では、双方は、ウクライナのセクター別のEUへの統合の深化を議論した。

ゼレンシキー大統領が同日の共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

大統領は、「私たちの議論の焦点は、EUの統一デジタル市場への統合、ウクライナとEUのエネルギー市場の統合、欧州のグリーン路線実現における連携に合わせられた」と発言した。

ゼレンシキー大統領はまた、産業面の査証免除に関して、EU側から肯定的シグナルを受け取ったと発言し、現在評価ミッションの作業プロセスを加速させているところだと述べた。

また大統領は、2021年にウクライナEU連合協定のレビューを行うことで合意したと伝えた。大統領は、「首脳会談の重要結果の一つは、2021年に連合協定の目的達成への共同評価を始めることに合意したことだ。その評価は、(協定の)次の刷新への重要な推進力となるものだ」と発言した。

なお、6日、ブリュッセルにて、第22回ウクライナEU首脳会談が開催された。

欧州理事会ウェブサイトにEUウクライナ首脳会談共同声明が公開されている