シュミーの共同調査は10日に行われる=OSCE代表

ウクライナ・ロシア・欧州安保協力機構(OSCE)からなる三者コンタクト・グループにて、OSCE特別代表を務めるハイディ・グラウ氏は、9月10日にドネツィク州シュミー町への共同調査が行われると発表した。

OSCEが9日のTCGビデオ会合後のグラウTCG・OSCE特別代表の発言を発表した

発表には、「今日のTCGの臨時会合は、紛争圏の安全と停戦遵守の問題が議題であった。とりわけ、会合参加者の評価の割れる自治体シュミーの状況が議論された。TCG会合参加者は、議論対象の場所を訪れることは有益との考えで一致した。訪問は、2020年9月10日に予定されている」と書かれている。

グラウ氏は、ドンバス紛争の関係者に対して、「引き続き効果的かつ持続可能な停戦の遵守のために必要なあらゆることを何より民間人の利益のために行うよう」呼びかけた。

これに先立ち、ウクライナ大統領府は、TCGが9日のビデオ会合にて、ドネツィク州のコンタクト・ライン沿いのシュミー町をOSCE代表者参加の上で、TCG関係者が「共同調査」をすることで合意したと発表していた