ゼレンシキー大統領、ミンスク諸合意につき「代替計画はある」

ゼレンシキー大統領は、ロシア連邦のプーチン大統領との直接対話なくしてドンバス戦争の停止は達成できないとの見方を示し、またミンスク諸合意が結果をもたらさなかった場合の代替計画をウクライナは持っていると発言した。

25日、ユーロニュースがゼレンシキー大統領のインタビューを公開した

ゼレンシキー大統領は、「私は、ロシア大統領と停戦発効直前に話をした。私たちは、停戦維持の複雑な問題について協議した。今のところその対話の結果はある。私たちはそれを目にしている。そしてそれだけでは不十分だ。私は、ロシア大統領との直接対話を恐れていない。それは正しいことだと思う。私たちに対話の機会があり、その協議の結果が戦争停止を近づける可能性があるのなら、たとえ誰かが、あるいは、いずれかの地域が何らかの反応をしようと、対話は行われねばならない。対話なくして、結果はない」と発言した。

大統領はまた、ミンスク諸合意の結果に関連し、ウクライナには代わりとなる計画があると発言した。

大統領は、「私たちには、代替計画がある。しかし、ノルマンディ4国全てが支持するような真に効果的な計画というものは存在しない。他方で、時間はまだある。だから私は前進したい。もしそれでうまくいかなければ、その時私たちは別の案について考えよう」と発言した。

写真:大統領府