クレーバ外相、EUのサイバー攻撃関連制裁発動を歓迎

クレーバ外相は、欧州連合(EU)による新制裁はサイバー空間でのロシアの攻撃的行動の抑制に繋がると指摘した。

30日、クレーバ外相がツイッター・アカウントに書き込んだ

外相は、「EUによるサイバー攻撃を行った者に対して制限措置を適用する決定を歓迎する。同決定により、EUは、サイバー攻撃に責任がある、あるいは関与した個人あるいは法人に制裁を科すことが可能となる。それはロシアによるサイバー空間での攻撃的活動の抑制に役立つものだ」と書き込んだ。

続けて外相は、同決定はサイバー空間における、民主的社会の支柱に脅威をもたらす攻撃への強靭性を高めるものだと指摘した。

更に外相は、EUの新制裁体制が第三国へのサイバー攻撃への制裁も想定していると指摘し、それにより、ウクライナの重要インフラへのサイバー攻撃を行った者の追跡、特定、対応におけるEUとウクライナの間の協力の扉が開くと説明した。

これに先立ち、EUは、サイバー攻撃に関係するロシア、中国、北朝鮮の個人・法人に対して制裁を発動していた。