EU、対露制裁継続の決定を公開

欧州連合(EU)理事会は29日、ロシア連邦に対するセクター別経済制裁の2021年1月31日までの延長決定を公開した。

欧州連合理事会ウェブサイトにて決定が公開された

発表には、「同決定は、2015年12月31日にまでに履行されねばならなかったミンスク諸合意履行状況の最新評価を受けて、2020年6月19日に欧州理事会メンバーによるビデオ会議の際に採択された。完全履行は達成されていないことから、EU首脳たちは、ロシアへの経済制裁を継続する政治決定を採択した」と書かれている。

理事会は、同制限措置は2014年にロシアによるウクライナ不安定化の行動により科されたものであり、ロシアの金融、経済、エネルギー、防衛分野、軍民両用分野を対象にしたものだと説明している。