国際社会はロシアをG7に戻してはならない=ゼレンシキー大統領

ゼレンシキー大統領は、国際社会はウクライナの領土一体性が回復するまではロシア連邦をG7に戻してはならないと主張した。

ゼレンシキー大統領がカナダのグローブ・アンド・メール紙へのインタビュー時に発言した

ゼレンシキー大統領は、「ジャスティン・トルドー(カナダ首相)は、ウクライナの領土一体性が完全に回復しない限り、ロシアがG7に戻るチャンスはないと述べていた。私たちはそのサポートに感謝している。そして、私は、その件では、世界がロシアへの圧力を維持しなければ、何も解決することはない、と言わなければならない」と強調した。

大統領は、ウクライナはロシアとの間で「非常にトリッキーで困難な」平和の模索をしている間、強固に支えてくれる国際同盟国が必要なのだと指摘した。

これに先立ち、ドナルド・トランプ米大統領は、G7議長国の大統領として今年のG7首脳会合にロシア、インド、オーストラリア、韓国を招待する意向があると発言していた。

これに対して、ドイツ、英国、カナダ、欧州連合(EU)がロシアのG7復帰に反対を表明している。

写真:大統領府