ウクライナの新型コロナ感染状況は、まだ油断してはいけない=ゼレンシキー大統領

ウクライナの新型コロナウイルス感染(COVID-19)拡散状況の統計値は、まだ油断してはいけないということを示している。

ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領が21日、COVID-19拡散対策定例会議の際に発言した。大統領府広報室が伝えた

大統領は、「その数字は改めて、適宜導入された措置とそれを守った人々の割合の高さによってウクライナが救われたことを証明している。この数字によって、コロナウイルスの危険にはもう油断しても良いと考えるような、間違った印象を与えてはいけない」と強調した。

また、同会議の際、デニス・シュミハリ首相は、施行された防疫措置が最も効果的であったことは、感染件数だけでなく、致死率でも示されていると報告した。

首相は、スウェーデンでの致死率は、6.25%、英国では5.7%、ウクライナでは2.7〜2.9%だと指摘した。

写真:大統領府