ウクライナは次の被拘束者交換の新型コロナ問題解決後の実施につき協議中=大統領

ウクライナ政権は、新型コロナウイルス問題を克服した後の被拘束者交換について協議を行なっている。

20日、ゼレンシキー大統領が自身の就任1年目を記念した記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

大統領は、「現在、私たちはロシア連邦とCOVID-19後の(被拘束者)交換可能性について話している。正直に言って、私は、COVID-19とは無関係に、それについて、ロシアやクリミアの牢屋にいる政治囚の帰還について私たちが話すことを望んでいる」とは発言した。

大統領はまた、ウクライナ側がミンスク・グループ(編集注:三者コンタクト・グループ・ウクライナ代表団)を刷新し、ミンスク協議プロセスに「ステータスを追加した」と述べた。

更に大統領は、「私たちは、ミンスク・グループの会合に6年間出席しており、ロシアの国籍を持っている者すらいる『DPR/LPR』の代表者である人々につき、彼らはその会合に出席してはならないということを示すことができた」とも発言した。

大統領は、ウクライナはミンスク協議においてはウクライナ国民である一時的被占領地の代表者とのみ話すことができるのだと強調した。

なお、20日、ゼレンシキー大統領は、マリンシキー宮殿の敷地内(屋外)にて記者会見を行なっている。