シュミハリ首相、5月22日から新型コロナ対策防疫措置を更に緩和する可能性に言及

デニス・シュミハリ首相は、5月22日にウクライナ国内にて新型コロナウイルス感染対策として施行されている防疫方策の第二段階の緩和が行える可能性に言及した。

シュミハリ首相が13日の閣議の冒頭にて発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

首相は、「(COVID-19から)回復した方の数が毎日増えており、今日はそれが343名と記録的な数になった。(中略)残念ながらこの数字は今日の感染者数を超えてはいない。しかし、この穏健な数字は、施行される措置や国民やビジネスの責任感の結果である。状況がこのように肯定的なシナリオに沿って進むなら、5月22日には緩和の第二段階に移行することもあり得る」と発言した。

首相はまた、政府は更なる防疫措置緩和に向けた作業を行なっていると伝えた。

同時に首相は、5月11日に国内にて第一段階の防疫措置緩和を行なったが、新型コロナウイルスの脅威がなくなったとか、ウイルスの危険が小さくなったわけではないと指摘した。

なお、ウクライナ保健省は、5月13日9時時点でウクライナ国内にて確認されている新型コロナウイルス感染(COVID-19)事例は、1万6425件となり、過去24時間で新規に402件確認され、死亡事例は計439件となったと発表している。