大統領府、ドンバス一部地域への特別地位の憲法記載を改めて否定

ウクライナ、ロシア、欧州安全保障協力機構(OSCE)からなるドンバス情勢解決協議フォーマット「三者コンタクト・グループ」(TCG)にて、ウクライナ側は、ドネツィク・ルハンシク両州一部地域への特別地位をウクライナ憲法に記載する可能性を改めて否定した。

22日、ウクライナ大統領府が同日のTCGビデオ会合の結果を伝えた

発表には、「ウクライナ側は、ドネツィク・ルハンシク両州一部地域(ORDLO)への特別地位付与の可能性を改めて完全に否定した」と書かれている。

同時に、大統領府は、TCG政治問題作業部会の作業中に、ウクライナはノルマンディ4国(独仏宇露)首脳のパリ会合での合意を履行しなければならないとし、それは次回のベルリン首脳会合の開催のためにも必要だと指摘したと伝えた。