クレーバ外相、シャンパーニュ加外相と電話会談 新型コロナとイランでの宇機撃墜につき協議

クレーバ外相は14日、カナダのシャンパーニュ外相と電話会談を行い、新型コロナウイルス拡散対策と本年1月にイランで撃墜されたウクライナ機事件の捜査プロセスにつき協議した。

同日、クレーバ外相がツイッター・アカウントにて伝えた

外相は、「私のカナダの同僚であるシャンパーニュ外相とCovid-19パンデミックが世界にもたらしている脅威と、それにどのように私たちが対抗できるかにつき協議した。私たちはまた、PS752便撃墜状況の完全かつ透明な捜査を確保する今後の行動についても調整した」と書き込んだ。

これに対して、シャンパーニュ加外相もまた、自身のツイッター・アカウントにてクレーバ外相との電話会談につき伝えた。

シャンパーニュ外相は、「私のウクライナの同僚であるクレーバ外相と素晴らしい話をした。私たちは、Covid-19の危機と、私たちの今後の期待、そして、PS752便事件の犠牲者遺族のための正義を達成するという私たちの願望について協議した」と書き込んだ。

PS752便撃墜事件とは、2020年1月8日、イラン首都テヘランのイマーム・ホメイニ空港を離陸した後、キーウ(キエフ)に隣接するボリスピリ空港へ向かっていたウクライナ国際航空のボーイング737が撃墜された事件のこと。同機には、乗客・乗員計176名が搭乗。ウクライナ国民11名を含む、その全員が死亡している。

イランは、1月11日にウクライナ航空機を誤射で撃墜したことを認める発表を行なっている。