ウクライナの新型コロナ感染状況は予想の範囲内=リャシュコ保健次官

ヴィクトル・リャシュコ保健次官は、ウクライナ国内の新型コロナウイルス感染(Covid-19)の状況は予想の範囲内だと発言した。

27日、リャシュコ保健次官兼国家衛生医長がCovid-19状況関係記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

次官は、「今のところ、感染の統計値を見ると予想の範囲内である。同時に、コロナウイルスに感染する、就労可能年齢の層の統計値が懸念を抱かせている。分析の結果、私たちは再び防疫方策を見直すことになる。なぜなら、18歳から50歳までの層の移動がかなり大きく、それがリスク・グループとなっているからだ。そのため、このグループに影響を与え、登録感染件数を減らすべく、方策の見直しを行い、防疫方策にまた変化を加える必要がある」と発言した。

次官はまた、国内のCovid-19件数の増加は、検査アルゴリズムの見直しと検査実施ポイントの増加に伴うものだと強調した。

なお、3月27日10時時点でウクライナにて確認されているCovid-19件数は218件。内5件が死亡事例、4件が回復事例と発表されている。