ゼレンシキー大統領、スイス大統領と人工呼吸器の共同生産につき協議

ゼレンシキー大統領は25日、スイスのソマルーガ大統領と電話会談を実施した。

大統領府広報室が伝えた

発表には、「双方は、コロナウイルスとの闘いと拡大被害防止にて国際協調が重要だと強調し、特に、国民への社会支援供与、国内経済のサポートが不可欠だと指摘した」と書かれている。

ゼレンシキー大統領からは、自国への帰還を希望したウクライナとスイスの国民の退避可能性を確保するためにスイスがとった行動を高く評価すると伝えたとのこと。

発表にはその他、ゼレンシキー大統領が、スイス側が新型コロナウイルス感染拡大で困難な状況にあるにも関わらず、ウクライナ東部の病院が必要とする人道支援の配送準備を行なっていることにつき、謝意を伝えたと書かれている。

加えて、双方は、ウクライナとスイスの企業による、ウクライナ国内での人工呼吸器生産の迅速な調整に関するイニシアティブをサポートする可能性を協議したとのこと。

また、ゼレンシキー大統領が2021年にスイスにて第5回国際ウクライナ改革会議を開催するとのイニシアティブを歓迎したとある。

その他、ゼレンシキー大統領が、世界の新型コロナウイルス感染状況が収まってから、ソマルーガ大統領のウクライナへの訪問を招待したと発表された。