イラン、撃墜ウクライナ機のブラックボックスは他国に渡さないと再主張

ザリーフ・イラン外相は、同国は1月8日にテヘラン近くで撃墜されたウクライナ国際航空旅客機の飛行状況などが記録されるブラックボックスを他国に渡さないと改めて発言した。

19日、同外相が発言した。イランのAsharq Al-Awsatが報じた

ザリーフ外相は、「私たちは、ブラックボックスを自分たちで解析する権利を有している。私たちは、ブラックボックスのあらゆる分析に立ち会う権利を有している。もし誰かが、私たちの代わりにこのブラックボックスを解析するべく、私たちが誰かに明け渡すことを期待していたとしても、私たちはそのようなことは絶対行なわない」と発言した。

なお、これに先立ち、イランのハタミ国防相が、1月8日撃墜ウクライナ機のブラックボックスは、激しく損壊しており、修理が必要だと述べていた。

これに先立ち、これに先立ち、8日、イラン首都テヘランのイマーム・ホメイニ空港を離陸した後、キーウ(キエフ)に隣接するボリスピリ空港へ向かっていたウクライナ国際航空のボーイング737が墜落した。同機には、乗客・乗員計176名が搭乗。ウクライナ国民11名を含む、その全員が死亡している。

イランは、11日にウクライナ航空機を誤射で撃墜したことを認める発表を行なっている。