【国連安保理】ロシアの唯一の目的はウクライナの主権を弱めること=英代表

ロシアは、攻撃的行動をもって、ウクライナの主権を弱体化させようとしている。

カレン・パース国連英常駐代表が18日の国連安保理会合にて発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

パース代表は、「ロシアのウクライナでの唯一の目的は、同国の主権と領土一体性を弱体化することである。彼らは、ウクライナの将来を、ウクライナ人自身ではなく、モスクワが決められるようにしたがっているのだ」と発言した。

同代表はまた、ロシアはウクライナ東部の住民の利益のために行動していると主張しているが、「しかしながら、同地の多くの自治体において決定的に必要な国際人道支援の安全な配送のためには、(ロシアは)何もしていないのだ」と強調した。

同代表は、「ロシアは、ウクライナ東部の非政府管理地域にいる自らの代理人をコントロールする代わりに、彼らを兵器と人員で強化しているのだ」と発言した。