ゼレンシキー大統領、ドンバス住民との対話の準備はあるが、武装集団との対話ではないと説明

ゼレンシキー大統領は、東部のドネツィク・ルハンシク両州の被占領地に暮らす一般市民との対話の準備はあるが、自称「政権」とではないと説明した。

15日、ゼレンシキー大統領が、ミュンヘン安全保障会議でのスピーチ時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

大統領は、「停戦が真に実現するような効果的なメカニズムが必要だ。私たちに対して、ドネツィク・ルハンシク両州一部地域のいわゆる地方『政権』との直接対話がその『効果的メカニズム』だという者がいる。私たちは、同地の一般市民との対話の準備はあるが、しかし、国際法の観点から認められていない人々、つまり、ウクライナの地方住民を代表することのできない人々との対話ではない」と強調した。

同時に、大統領は、ドンバス地方の声を代表するのは現在そこに暮らす人々以外に、150万に及ぶ同地を離れた一時的避難民も含まれることを強調した。