ホンチャルーク首相、オンライン新生児登録サービス紹介 「国家とはサービスだ」

オレクシー・ホンチャルーク首相は14日、政府のオンライン新生児登録サービス「eマリャートコ(子)」のプレゼンテーションの一環にて、キーウ市内の病院を訪れ、新生児の生まれた男女に生誕証明書を手交した。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

首相は、新生児の両親に「これは国があなたたちの生活に新しい人間が現れたこと、あなたの家族が増えたことを、国が証明する書類だ。お幸せに!そして、私たちは、国家があなたを邪魔するのではなく、支援していくようになるよう、あらゆることを行なう」と発言した。

写真:パウロ・バフムート/ウクルインフォルム

首相はまた、国民に対して、国家とは税金でもって維持されている、日々改善するサービスであるということに、慣れて欲しいと呼びかけた。

「eマリャートコ(子)」とは、ウクライナで運用が開始された、子どもの誕生にともなう10の国家サービスをオンラインで一括して申請できる総合サービス。年始にハルキウで試験的運用が開始され、その後、ルーツィク、クリヴィー・リフ、ヴィンニツャでの運用が始まっている。このサービスにより、新生児を生んだ人々は、これまで11の機関を訪れ、37の書類の提出が必要だったところ、どこにも行かずにオンラインで1つの書類による一括申請で済むようになっている。