ポンペオ米国務長官、米国にとってのウクライナの重要性を説明

ウクライナが核兵器を放棄した際に署名されたブダペスト覚書により、米国の同国サポートは義務付けられている。

ポンペオ米国務長官が、米ブルームバーグへのインタビューの際に発言した。国務省がインタビューを公開した

長官は、記者から、米国の対ウクライナ政策は一般の米国民にとってどのような意味があるのか、と尋ねると、「ウクライナは、欧州東部の民主主義と専制の間の境界線上にある」と述べ、「この国・人々は、冷戦の終わりに自らの核兵器を放棄したのであり、その際米国は自らに義務を負ったのだ。その義務は、私たちは、彼ら(ウクライナ人)が安全の中、主権的国家であり続けられるよう、複数の点で支援することを意味するものだ」と発言した。

更に、同長官は、米国は「世界中で民主主義をケアしている」と強調した。

その他、長官は、「彼ら(ウクライナ)は、米国にとって大きな貿易パートナーである。米国は、ウクライナの文脈で複数の利益を抱えて降り、私が思うに、対ウクライナで割いている私たちのリソースのレベルは、私たちの関心のレベルと合致している」と発言した。

同長官は加えて、米国の対ウクライナ政策は、「汚職の残滓(ざんし)の減少、ロシア連邦からの脅威にさらされている民主主義強化におけるウクライナ国民支援という基本的原則」の上に構築されていると指摘した。

長官はまた、1月初旬に予定していたが、中東情勢激化により延期したウクライナ訪問を、近々実現するつもりだと発言した。