元スウェーデン首相、露外務省のクリミア関連発表を「ばかげている」とツイート

カート・ビルト元スウェーデン首相は、ロシア連邦外務省によるクリミアに関する発表を「ばかげている」と指摘した。1日付のロシア外務省の声明には、同国のクリミア違法併合を「ウクライナでの外国の支援を受けた武力クーデターに続く、クリミア住民の自決権の合法的行使」と表現されていた。

1日、ビルト氏がツイッター・アカウントに反論ツイートを書き込んだ

ビルト氏は、「ばかげている。キーウ(キエフ)で武力クーデターなど一切なかったことは明らかであり、あったのは失敗し完全に汚職した大統領の崩壊である。加えて、プーチン自身が、自国部隊をクリミア奪取のために派兵したと既に述べているのだ。それは明らかにあからさまな国際法違反であった」と強調した。

ビルト氏がコメントしたロシア外務省の声明には、その他、クリミア占領に関して「クリミア共和国独立とロシアへの編入の宣言」との表現も用いられていた。