ポンペオ米国務長官、ラヴロフ露外相と会談「ウクライナに多くの時間を割いた」

10日、米国のポンペオ国務長官は、ワシントンにてロシア連邦のラヴロフ外相と会談した。主要議題の一つは、ウクライナ情勢であった。

ポンペオ国務長官が、共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ポンペオ氏は、「私たちは、かなり多くの時間をウクライナについての対話に費やした」と発言した。

同氏はまた、議論の根幹は、パリにて、独仏首脳とともに開催された、ロシア大統領とウクライナ大統領の協議に関するものであったと伝えた。

ポンペオ氏は、「(編集注:米国の)現政権がウクライナの主権と安全保障の保護のために行ったこと」を誇りに思うと発言した。

同氏はまた、ラヴロフ氏との会談時にクリミア問題とミンスク諸合意の履行について喚起したと述べた。

ポンペオ氏は、「私は、ラヴロフ露外相に対してもう一度、クリミアはウクライナに属すこと、ウクライナ東部の紛争解決はミンスク諸合意の義務の遵守から始まると強調した」と発言した。

なお、12月9日、パリにて、3年ぶりのノルマンディ4国(独仏宇露)首脳会談が開催された。