ゼレンシキー大統領、大富豪コロモイシキー氏と何を話したか説明

ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、大富豪(オリガルヒ)のイーホル・コロモイシキー氏と、公共料金値下げや独占禁止について協議したと発言した。

13日、ゼレンシキー大統領がキーウ(キエフ)で開催されているヤルタ欧州戦略会議(YES)の際に記者に対して発言した。

大統領は、記者に対して、「本当に、長くは話していないのだ。皆がルールにのっとって暮らすべきで、独占はあってはならない、それはコロモイシキー氏にとっても同じこと、ということを話した。それから、公共料金が下がるよう、それには非常に多くの問題があるのだが、それをコロモイシキー氏が促進することについて話した」と発言した。

大統領はまた、コロモイシキー氏は大統領の発言を聞いたとしつつ、同時に「結果がどうなるかは、見てみようではないか」とも発言した。

大統領は、「(公共サービスに関する)市場が存在しないといけないというのは誰もが理解しているし、欧州パートナー国も市場価格が存在することを欲している。しかし、ウクライナの人々にとって安い価格となるよう、私たちはあらゆることをすべきだ」と発言した。

なお、これに先立ち、9月10日、ウクライナ大統領府は、ゼレンシキー大統領と大富豪のコロモイシキー氏が面会したことを発表していた。