【写真】ロシアから解放されたウクライナ人たちの言葉

クリミア出身ウクライナ人映画監督のオレフ・センツォフ氏は、人質解放のために何年も闘ってきた人に感謝を伝えた。

センツォフ氏が記者たちに伝えた。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

センツォフ氏は、「この数年、私たちや、解放のために闘ってきた私たちの家族を支援してくれた人々に大きな感謝を伝えたい」と述べた上で、「もうすぐ他の人質も解放されることを期待している」と述べた。

同氏はまた、「勝利までは、まだ非常に遠い。敵は強く、屈す気配はない。しかし、勝利は私たちの側に訪れるであろう。私たちには、勝利以外の選択はないのだ。ウクライナに栄光を!」と強調した。

同じくクリミアで拘束されたオレクサンドル・コリチェンコ氏は、これまでに受け取った約20キログラムの手紙を持って帰ってきたと述べた。

コリチェンコ氏は、「私は、少しどうしていいのかわからない状態だ。(クリミアの)家に戻るのは早すぎるだろう。いつかは戻る。手紙を持って帰ってきた。全部手紙だ。20キロほどある」と発言した。

クリミア・タタール人活動家のエデム・ベキロフ氏は、飛行機から松葉杖を使って降りてきた。

ベキロフ氏は、最初に「ジャークユ(ありがとう)!」と述べた。同氏は、他には何も言わなかったが、表情はとても嬉しそうであった。

パウロ・フリーブ氏は、過去2年間自分に起こったことは思い出したくないと発言した。

フリーブ氏は、「私は、2年間を失ったのだ。何が言えるかって?帰ってこられたのは、非常に良いことだ。不浄のモスクワ国とはおさらばだ。今は、思い出したくもない。しかし、全てが過ぎ去って欲しいし、全ての収監者と話をしたい。それから家に帰りたい」と発言した。

また、フリーブ氏は自身の健康について聞かれると「普通だ」と答え、「私は病気か何かだっていうのか。私は21歳、おじいさんじゃないよ」と答えた。

フリーブ氏は、「愛国的感情を抱いて」帰国したと発言した。

スタニスラウ・クリーフ氏は、ゼレンシキー大統領とポロシェンコ前大統領に「巨大な仕事」をしてくれたと感謝を述べた。

クリーフ氏は、「私の家族は、解放を支援した皆に心から感謝している。これは巨大な仕事だ。何よりまず、ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領に、ウクライナの国益を損なわないまま、必要な言葉と大量の根拠を見つけ、必要性と人道主義的行動につきロシアの一部にとっての首脳を説得したことにつき、感謝を述べたい」と述べた。

クリーフ氏はまた、ポロシェンコ前大統領に関して、協議プロセスを始めたこと、「世界と欧州のコミュニティを団結させ、3年間にわたり私の家族を支えてくれたこと」につき感謝していると述べた。

クリミアの農家のヴォロディーミル・バールフ氏は、ATR局に対して、交換の条件がどのようなものか一切知らないと発言した

バールフ氏は、「私自身もとても知りたい。どこかで知ることができるかもしれない。あなたは知っているの?だったら教えて!」と発言した。

記者が、今後は何をするつもりかと尋ねると、「最初は髪を切りたい。今は、猿みたいな見た目になっているし。それから普通の生活に戻りたい」と発言した。

バールフ氏は、クリミアでロシア治安帰還に拘束される前に着ていた、コサックの肖像がプリントされたTシャツを着ていた。

これまでの報道にあるように、7日、ウクライナとロシアの間で、大規模被拘束者交換が行われた。