米国はウクライナの軍事支援を続けるが、汚職との闘いの進展にも期待=ペンス米国副大統領

米国は、侵略を受けるウクライナをサポートしていくが、同時に同国の汚職との闘いにおける進展を見たいと思っている。

2日、マイク・ペンス米国副大統領が、ワルシャワにおけるアンジェイ・ドゥダ・ポーランド大統領との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ペンス副大統領は、「とりわけ、ロシアの侵略、違法なクリミア占領、ウクライナ東部での攻撃的行為の時から、米国は、ウクライナのそばに強固に立ってきたし、今後もそうする。私たちは、ウクライナの領土一体性と主権を支持していく。しかし、同時に、トランプ大統領は、汚職問題の存在を強調した」と発言した。

同副大統領は、トランプ米国大統領がウクライナへの更なる軍事支援供与の決定を下す前、米国側は、ワルシャワにてゼレンシキー大統領からウクライナ国内の汚職との闘いの状況を聞きたかったのだと述べた。9月1日、ゼレンシキー大統領がペンス米国副大統領に伝えた情報は、今後トランプ大統領に伝えるのだという。

ペンス米国副大統領は、ゼレンシキー大統領は汚職との闘いの最中に大統領に就任したのであり、現在「汚職との闘いの象徴」となっていると指摘した。

同副大統領は、ゼレンシキー大統領は、汚職対策分野を含め、200以上の法案の存在について報告したとし、「トランプ大統領は、米国の資金がウクライナの安全保障と安定を強化する投資に向かうのだということに、確信を持ちたがっているのだ」と発言した。

同副大統領は、欧州パートナー国も主権保護・国家再建の分野でウクライナに更に投資し、サポートする時が来ていると強調した。加えて、同副大統領は、ゼレンシキー大統領に対しても、欧州諸国に対して更なる協力に向けてアピールするよう呼びかけたと伝えた。

米国の記者が、ウクライナへの軍事支援供与プロセスが停まったことに関して質問すると、同副大統領は、同停止は「ルドルフ・ジュリアーニ(米大統領顧問弁護士)がウクライナで、ジョー・バイデン(前米国副大統領)に関する何かを見つけ出そうとしていること」とは関係がないと発言した。

なお、米国の政治ニュース専門サイト「ポリティコ」は、トランプ大統領が補佐官との会話の中で、ウクライナへの安全保障支援イニシアティブ(Ukraine security assistance initiative)の調査を行うよう提案したことを報じていた。