イスラエル首相、20年来で初のウクライナ訪問か=報道

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が、過去20年間で初めてウクライナを訪問すると報じられている。

11日、米国のThe Jewish Press紙が報じた。

報道には、「ベンヤミン・ネタニヤフ・イスラエル首相は、来週ウクライナを2日間訪問する。訪問は、8月18、19日に予定されており、ネタニヤフ首相にとっては20年来のキーウ(キエフ)訪問となる」と書かれている。

また、この訪問により、ネタニヤフ首相は、キーウでゼレンシキー大統領と会談する初めての他国首脳となる。

なお、先月、イスラエルのジャーナリスト、シモン・ブリマンがネタニヤフ首相に対して、ゼレンシキー大統領とロシアのプーチン大統領の仲介人になる用意があるかと質問していた。

その際、ネタニヤフ首相は、「第一に、私は、彼らの問題(ウクライナ・ロシア間問題)を十分知っているとは言えないし、私たちは多くの自身の問題を抱えている。第二に、私が同件を扱えば、自分では実現できない期待を、双方に生み出してしまうことになる。そのため、これまで私は、丁寧に類似の提案を断ってきた。しかし、あなたが尋ねたことで、私は今一度本件について考え始めている」と返答していた。