大統領、リャボシャプカ大統領府副長官を検事総長候補の一人と見ていると発言

ゼレンシキー大統領は、大統領府のルスラン・リャボシャプカ副長官を次期検事総長職の候補の一人として考えていることを明かした。

23日、ゼレンシキー大統領が発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

大統領は、記者からリャボシャプカ副長官を検事総長職への候補として検討しているかとの質問を受けると、「あり得る。候補者の一人だ。私の大統領選挙運動のはじめから、私は、リャボシャプカ氏はすばらしい専門家だと述べてきたし、私は彼を候補者の一人と見ている」と発言した。

同日、ゼレンシキー大統領がシェレメータ記者殺害事件の捜査状況に関し、治安機関幹部とともに記者会見を開いた際、記者から、ヘオルヒー・ゴンガゼ記者殺害捜査の終了に向けた政治的意思は生じるかと質問されると、大統領は、「私たちは、新しい検事総長を必要としている。私は今日、彼(編集注:ユーリー・ルツェンコ現検事総長)とここで会いたかったのだが、彼は休暇を取っているのだ」と発言した。

なお、ゼレンシキー大統領は、7月21日の人民奉仕者党本部での記者会見時、ルツェンコ検事総長が同職に残留することは決してないと発言していた。同大統領は、「『ル』で始まったり、『ツェンコ』で終わる名字の人物ではない。別の名前の人物となる」と発言した。