サンドゥ・モルドバ首相、ウクライナとの国境の密輸撲滅に意欲

モルドバのマイヤ・サンドゥ首相は、モルドバ・ウクライナ間国境検問地点にて、国境犯罪・密輸を撲滅するための効果的管理を確立すると発言した。

11日、キーウ(キエフ)を訪問したサンドゥ・モルドバ新首相がゼレンシキー大統領との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

サンドゥ首相は、「私たち(編集注:モルドバとウクライナ)は、国境犯罪と密輸に終止符を打つべく、国境における恒常的で機能的なコントロールを確立することを試みる」と発言した。

また、同首相は、モルドバはウクライナとの間でドニステル川(ニストル川)の環境状況改善に関して効果的な協力ができることへのキタイを示した。

なお、モルドバとウクライナは、これまでに共同国境検問地点の設置についての合意をしており、現在までに6つの共同地点が設置されている。その中で最大のものは、「クチュルハン・ペルヴォマイスク」地点。