【宇仏首脳会談】まもなく4首脳の補佐官が「ノルマンディ会合」の準備を始める=ゼレンシキー大統領

ゼレンシキー大統領は、独仏宇露の4国からなるノルマンディ・フォーマットの4首脳の外政担当補佐官が、首脳会合の準備を目的に、近く会談を開くと発言した。

17日、フランスを訪問したゼレンシキー大統領がパリでのマクロン仏大統領との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー大統領は、「私たちは、ノルマンディ・フォーマットの枠組みでの協力再開の重要性につき同意した。私たちの外政担当補佐官が近く会談し、次期首脳会合の準備をする。重要な問題である」と発言した。

大統領は、ロシアが国際法など存在しないと考えている限り、欧州は完全な安全を感じることはできないのだと明言した。

またゼレンシキー大統領は、ウクライナ国民は自身に、ミンスク協議プロセスにおいて困難な妥協を模索するよう、信頼を示したのだと発言した。

大統領は、「戦争の集結と併合されたウクライナ領の返還、それが私の主要な課題だ。しかし、私は、軍事手段で平和を確立することは不可能なことはわかっている。軍事手段は、何千何万の人命という高すぎる対価を要するのだ。平和のための唯一の道は、外交圧力と制裁圧力である。そのため、私は制裁を維持するよう要請する」と強調した。