在ウクライナ米国大使館、ロシアに対して拘束したクリミア・タタール人の解放を呼びかけ

在ウクライナ米国大使館は、ロシア連邦政権に対して、被占領地におけるクリミア・タタール人に対する逮捕を止めるよう呼びかけた。

11日、在ウクライナ米国大使館が、ツイッター等ソーシャル・メディアにて発表した

ツイートには、「今週、更に8名のクリミア・タタール人が違法に拘束された。ロシア政権によるクリミア・タタール人への弾圧強化は受け入れられず、停止しなければならない」と書かれている。

これに先立ち、6月10日、被占領地クリミアのアルシュティンシキー地区、ビロヒルシキー地区、シンフェローポリ地区にて、占領政権治安機関による民間住宅への家宅捜索が行われ、8名のクリミア・タタール人が拘束されていた。

今回拘束されたのは、ルスラン・ナハイェフ、エリダル・カンチミロフ、ルスラン・メストフ、レヌール・ハリロフ、リザ・オメロフ、エンヴェル・オメロフ、アイデル・ジェッパロフ、エスケンデル・スレイマノフとのことであり、外務省はこれら8名は「『ヒズブット=タフリール(イスラーム解放党)』関与という占領政権によるでっち上げの捜査」により拘束された。