14万人以上のクリミア住民、ウクライナの国外渡航用パスポートを取得=市民団体「クリミアSOS」

被占領下クリミアに暮らす住民のうち、14万人以上が国外渡航用のウクライナ旅券(パスポート)を取得していることがわかった。

21日、国内避難民支援やクリミア情報発信を行う市民団体「クリミアSOS」が、ウクライナの移民局に問い合わせたところ判明したと伝えた

クリミアSOSの発表には、「25歳時と45歳時の証明写真更新を含めたウクライナ国民身分証明書のIDカード化更新手続を行ったクリミア住民の数と、ウクライナ国民の国外渡航用パスポートを取得した同住民の数が判明した」と書かれている。

まず、2016年1月1日から2019年2月1日の期間に、14歳と16歳に達した時に作ることになっている身分証明書を作ったクリミア住民の数は1416名。

2015年1月1日から2019年2月1日の期間に、25歳と45歳に達して以降に、ウクライナ国民身分証明書の写真更新を行ったのは、2万8477名。

2015年1月1日から2019年2月1日の期間に、ウクライナの国外渡航用パスポートを取得したクリミア住民は14万295名であったと伝えられた。