汚職防止庁、2019年度の政党助成金の各政党への助成額を発表

国家汚職防止庁(NACP)は、最高会議に議席を持つ6政党への2019年度政党助成金の額を確定した。

24日、NACPが発表した。

発表には、「NACPの決定によると、『ブロック・ペトロ・ポロシェンコ党(BPP党)』受け取る助成金総額は1億4336万6100フリヴニャ、人民戦線党は1億4545万3400フリヴニャ、自助党は7209万0350フリヴニャ、野党ブロック党は6105万9000フリヴニャ、急進党は4892万5700フリヴニャ、祖国党は3731万7900フリヴニャである」と書かれている。

また、ジェンダー・バランス規定を遵守した自助党は、追加で5656万8050フリヴニャを受け取ることが発表された。

政党助成金の総額は、5億6568万0500フリヴニャとなると書かれている。

また、NACPは、この政党助成金が政党の個別口座に4半期毎に25%ずつ送金されることを保障していくと喚起した。

また、昨年度の政党助成金拠出総額が5億1367万1000フリヴニャだったのに対し、今年度増加しているのは、最低賃金の増加に関係すると説明されている。

なお、この政党助成金の支給に関係する「政治汚職防止に関する複数法改正法」は、2015年10月に採択され、2016年7月1日以降、選挙時の支持の割合に応じた政党助成金が国家予算から拠出されるようになった。政党助成金を受け取る権利は、2014年の議会選挙で、閾値5%以上の投票率を得て最高会議で議席を獲得した政党に限られる。