アヴァコフ内務相、多くの大統領選候補者が違法な選挙運動をしていると指摘

アヴァコフ内務相は、半数以上のウクライナ大統領選挙候補者が選挙運動を違法に行っていることを指摘した。

19日、アルセン・アヴァコフ内務相が自身のフェイスブック・アカウントに書き込んだ。

内務相は、「昨年12月31日の選挙運動開始日から、内務省と国家警察は、市民団体や国民から、選挙運動実施の際の違反行為に関して91件の報告を受けた」と説明した。

報告された違反行為は、暴力行為、選挙ポスターや看板等の違法な掲示、選挙運動期間前の選挙宣伝用ちらしの配布、配布ちらし上への印刷主体等記載の義務違反であるとのこと。

アヴァコフ内務相は、これらは著しい違法行為であり、調査が終わり次第、制裁が科され、それぞれの事例に対する対応が行われると指摘した。

そして、同内務相は、全ての選挙運動は、選挙基金の特別な会計から支払われることが義務づけられており、配布物の点数、印刷会社、発行人の名前の明記が必要であることを喚起し、違反行為は罰されると説明した。