露側に寝返った元ウクライナ保安庁職員が宇艦船のだ捕に関与

ウクライナ保安庁(SBU)は、2014年にロシア側に寝返ったの元SBU職員2名が、ケルチ海峡でのウクライナ艦船3隻のだ捕作戦に参加していたと発表した。

29日、オレフ・フロロウSBU次官が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

フロロウ次官は、「我々には、2名の元SBU職員が、我々の船舶のだ捕の課題を遂行したとの情報がある」と発言した。

11月25日、ロシア連邦の国境警備船が、オデーサからマリウポリへ向かっていたウクライナの艦船3隻に対し激突や砲撃などの攻撃的行為をとった。その後、ロシア特殊任務部隊がこの3隻(ベルジャンシク、ニコポリ、ヤニ・カプ)をだ捕した。ウクライナ海軍の情報では、この3隻に乗っていた24名のウクライナ軍人全てが拘束された。