大統領「戒厳令は、12月26日に終了し、議会の決定なく延長されることはない」

ロシアのアゾフ海での攻撃的行為によりウクライナ10州にて発効する戒厳令の発効期間は、最高会議(国会)の決定がなければ、大統領が単独で延長することはできない。

27日、ポロシェンコ大統領がウクライナのテレビ局3社のインタビューを受けた際、戒厳令が延長される可能性はあるのかとの質問に答えた。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

「法律によれば、効力が停止するのは、私の理解では、12月26日である…。最高会議内で、昨日、大統領が議会の決定なく戒厳令の効力をいくらでも延長できると述べて人々脅していたものがいたが、これは全く無根拠な話である。法律は、そのような可能性を規定していない。(彼らの発言は)全くの偽情報である」と発言した。