フロイスマン首相、戒厳令に関し、経済危機が起きる要素はないと発言

フロイスマン首相は、ウクライナ政府は最高会議(国会)が採択した戒厳令に関する決定を履行できるとし、また経済危機を起こす要素はないと明言した。

26日、フロイスマン首相がロシアのアゾフ海における侵略に関する戒厳令発令に関して召集された最高会議の臨時会合にて発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

首相は、戒厳令に関する決定が採択される前、「(編集注:戒厳令発令に関する)意思統一した決定を見つけ出して欲しい。政府は、採択された決定を一つ一つ履行していく。私は、経済危機を起こす要素はないと思っており、さらに私たちは安定を確保するための手段を全て有している。最も重要なのは、私たちの努力をまとめることである」と発言した。

首相は、議員に対して団結するよう呼びかけ、「今、最も困難かつ最も重要な問題の一つの議論が行われている。それは、国家の安定を確保し、私たちの主権国家を守るために不可欠な決定を採択することである。私は、この議場内にどこから嫌悪感情が入り込んだのか理解できない。困難な時は、私たちは団結しなければならないし、妥協を見つけなければならず、その妥協を防衛し、国家をさらに強くしなければならないのである」と発言した。