リトアニア外務大臣、偽「選挙」運営者に対する制裁を呼びかけ

リンケヴィチュス・リトアニア外相は、ロシアはドネツィク・ルハンシク両州一部地域において「選挙」を利用し、ウクライナ東部の情勢の不安定化を継続していると考えており、この偽選挙の運営者に対する制裁を呼びかけた。

リンケヴィチュス外相がツイッターにて書き込んだ。

同外相は、「世界が第一次世界大戦の犠牲者への冥福を祈っている時、クレムリンはウクライナ東部の不安定化を継続している。いわゆるドネツィク・ルハンシク両人民共和国なるものの違法『選挙』は、ミンスク・プロセスと国際法への再度の違反である。この茶番劇の運営者に対して制裁が科されなければならない」と書き込んだ。

また、同日、リトアニア外務省もまた、「DPR・LPR」なるものの偽「選挙」を非難するとのメッセージを出していた。

これまでの報道にあるように、11月11日、武装集団は、ドネツィク・ルハンシク両州被占領地域においていわゆる「選挙」を実行した。「議会」の決定によれば、このテロ組織は、首長と「議員」を選出するつもりとのこと。

ウクライナ外務省は、ロシア連邦占領政権が偽選挙を一時的被占領地域で行おうとしていることは、ミンスク諸合意の履行者である同国の自らの義務に著しく違反する行為であると発表している。