ポロシェンコ大統領、米国議会によるホロドモールの対ウクライナ人ジェノサイド認定に謝意表明

ポロシェンコ大統領は、アメリカ合衆国議会上院が1932~33年のホロドモール(ソ連政権による人工的大規模飢餓)をウクライナ民族に対するジェノサイドと認定したことに謝意を示すとともに、他の国も同様の認定を行うことへの期待を述べた。

4日、ポロシェンコ大統領が、フェイスブックに書き込んだ。

同大統領は、「1932~33年のホロドモールをウクライナ民族に対するジェノサイドと認める決議のアメリカ上院による採択を歓迎する。これは、ウクライナ・アメリカ間戦略パートナーシップの強化のさらなる大きな結果である」と指摘した。

また、同大統領は、アメリカを例として、EU加盟国などの他国や国際連合などの国際機関も同様にホロドモールをジェノサイドと認定することへの期待が表明された。

大統領は、「ホロドモールの記憶は、ウクライナの政治的民族の記憶において大きな部分を占めている」と強調した。

これまで報道があったように、4日、アメリカ上院は、1932~33年のホロドモールをウクライナ民族に対するジェノサイドと認める決議を満場一致で採択した。

写真: president.gov.ua