ザハルチェンコの殺害が、ドンバス地方の情勢激化をもたらしてはならない-ドイツ

「オ レ ク サ ン ド ル · ザ ハ ル チ ェ ン コ「 DPR 」首長 の 殺害 が ド ン バ ス 地方 に お け る 新 た な 緊張 を も た ら し て は な ら な い」

ドイツ政府のシュテフェン・ザイベルト報道官は、「オレクサンドル・ザハルチェンコ『DPR』首長の殺害がドンバス地方における新たな緊張をもたらしてはならない」と述べた。ウクルインフォルムのドイツ特派員が報じた。

「ドイツ政府は、もちろん、ザハルチェンコ殺害後のドンバス地方の情勢を非常に注意深くフォローしている」とザイベルト報道官は明言した。

ザイベルト報道官は、暴力が行われることは概して非難されねばならないと強調し、ドイツはすべての当事者に対し、三者コンタクト・グループ(編集注:ウクライナ・OSCE・ロシア+武装集団)やノルマンディ・フォーマット(編集注:ドイツ・フランス・ウクライナ・ロシア)の枠内での協議に建設的に参加することを呼びかけていると述べた。

ザイベルト報道官は、学業年度開始に関連して新しい停戦が始まった後、銃撃・砲撃件数が減少し、被害者数も減っており、現在重要なのは、新たな激化を招かないことであると発言した。

ザイベルト報道官は、ドイツの政府、首相、外務省はミンスク諸合意が履行されるよう、努力を続けるし、ザハルチェンコ殺害が(ミンスク諸合意履行という)課題の重要性を下げることはなく、むしろよりその重要性は増すと発言した。

以前報道されたように、8月31日、被占領下のドネツィク市で、カフェ「セパル」における爆発の際、オレクサンドル・ザハルチェンコ「DPR」首長が死亡した。

ウクライナでは、テロリストのザハルチェンコの死亡がロシアからの新しい挑発行為につながる可能性が排除されないと言われている。