ルハンシク州の火災でウクライナ軍人1名死亡=統一部隊

行方不明になっていたウクライナ軍人のアルテム・ボンダレンコ氏が焼け崩れた防衛施設の下から遺体で見つかった。

3日、統一部隊作戦本部広報室が発表した

発表には、「ルハンシク州の火災消火中、行方不明とみなされていたアルテム・ボンダレンコ兵曹が亡くなったことを悲しみとともに報告する。軍人の遺体は、崩れた防衛施設の下から見つかった。同僚たちは、配置地点に急速に接近する火災を消火していた際、ボンダレンコ氏は軍事資産を避難させていたと伝えている」と書かれている。

統一部隊司令部は、遺族に対し哀悼の意を表明している。

これに先立ち、2日、ハルキウ州ドヴォリチャンシキー地区ホロブイウカ村の森林部にて火災が発生し、少なくとも22の家屋が全焼したと伝えられた。33名の住民が避難。500ヘクタールにわたり延焼。死傷者は出ていなかった。

同日、ルハンシク州平原部でも1200ヘクタールにわたる火災が確認されていた。3日朝、116の地点で消火が行われ、軍人2名が重度の火傷の治療のために医療施設に搬送されていた。同州では、13の住宅が全焼。クレミンシキー地区、ノヴォアイダルシキー地区、スタニチノ・ルハンシキー地区にて消火活動が続いている。