【新型肺炎】ウクライナ外務省、日本沿岸停泊クルーズ船におけるウクライナ国民1名感染を認める

ウクライナ外務省は、新型コロナウイルスの感染者が乗っていた、横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号に関し、9日に日本の厚生労働省により発表された新たな6名の感染者の中に、ウクライナ国民が含まれていることを認めた。

9日、ウクライナ外務省領事局がウクルインフォルムに伝えた。

外務省は、「日本沿岸停泊のクルーズ船に乗船していたウクライナ国民1名が感染。人物は特定済みである。同人物は病院へ搬送された。状態は安定している。その方とのコンタクトは取り続けている。状況は、外務省と在日ウクライナ大使館のコントロール下にある」と伝えた。

これに先立ち、日本の厚生労働省は9日夜、ダイヤモンド・プリンセスの船内で新たに57名を検査した結果、乗客1名と乗員5名のあわせて6名の感染を確認したと発表。そのうち乗客1名は米国籍香港の70代女性、5人の乗員はウクライナ国籍20代の男性1名、フィリピン国籍40代男性3名、フィリピン国籍20代女性1名だと伝えられている。

なお、ウクライナ外務省は5日、ダイヤモンド・プリンセス号には、ウクライナ国民が25名乗船していることを伝えていた

写真:Kyodo News/Getty Images